奢(おご)れば則(すなわ)ち不孫なり。倹なれば則ち固なり。其の不孫ならんよりは、寧(むし)ろ固なれ。(述而)
奢則不孫。倹則固。興其不孫也寧固。
「贅沢をしていると傲慢になる。、倹約していると頑固になる。だが、傲慢になるよりは、むしろ頑固のほうがよい」
”不孫”は不遜と同じで、傲り高ぶること。”固”とは、かたくななことである。
孔子は、ここでは傲慢であるよりは頑固のほうがまだ良いと言っている。たぶん、傲慢で自分が一番偉いと己惚れると、周りから反発されるだけでなく、その者自身の成長をとめてしまうからであろう。
当時の世相に対する批判とも考えられる。
5月8日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
基本はどちらもよくないんでしょうか。
でも、傲り高ぶることの方がだめだといっているんでしょうね。
そこでやっぱり真ん中ということが大事になってくる。
「中は天下の大本なり」
今日も一日がんばります。