君子は担(たい)らかに蕩々(とうとう)たり。小人は長(とこし)えに戚々(せきせき)たり。(述而)|5月9日

君子は担(たい)らかに蕩々(とうとう)たり。小人は長(とこし)えに戚々(せきせき)たり。(述而)

君子旦蕩蕩。小人長戚戚。

「君子は心が平らかでのんびりとしている。小人はいつまでもくよくよしている」
”蕩々”とは、心ののびやかなこと。
”戚々”とは、くよくよしていること。
この章は、君子と小人の気持ちのもちようの違いを説明している。
なぜ、のびのびとしているのか?やましい打算がなく、あくせくしていないからだ。
なぜ、常にくよくよとあれやこれや気を遣うのか?利益や損失にこだわり、いつまでもソロバンをはじくからである。

5月9日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

利益や損失にこだわり、ソロバンをはじく。

たしかにそうです。

今はそんなことしか考えませんね。

きっとなんとかなると実際は思っているのですが周りがそうはさせません。

考えていても蕩々としている状態。

それは未来への希望をもつしかありませんね。

今日も一日がんばります。