吾聞く、君子は党せずと。君子も亦党するか。(述而)|5月7日

吾聞く、君子は党せずと。君子も亦党するか。(述而)

吾聞君子不黨。君子亦黨乎。

「私は、君子はえこひいきしないと聞いていたが、孔子のような君子でも、やはりえこひいきをするものだろうか」
陳の国の司法官が、孔子に向かって、魯の昭公は礼節をわきまえていたか?と聞いた。孔子がそうだと答えると、この司法官は、孔子が退いてから、門弟の一人に、昭公の非行をとりあげ、孔子のえこひいきを批判した。そのことばがこれである。
後にこの言葉を聞いた孔子は、素直に自分の非を認めたという。

5月7日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

えこひいきする。

人間だれでも本能的な好きとか嫌いがあります。

それは感覚ですからどうにもならない。

しかし、接してみると変わることはありますから訓練でどうにでもなります。

そして、素直に認める。

自分の非は素直に認めることも大事なことです。

今日も一日がんばります。