其の己を行なうや恭、其の上に事(つか)うるや敬、其の民を養うや恵、其の民を使うや義。|3月21日 更新日:2020年3月23日 公開日:2020年3月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の己を行なうや恭、其の上に事(つか)うるや敬、其の民を養うや恵、其の民を使うや義。 (有君子之道四為。)其行己也恭、其事上也敬、其養民也恵、其使民也義。 「(君子たる資格を四つ備えていた)一に態度が謙虚だった。二に君主 […] 続きを読む
敏にして学を好み、下問を恥じず。是を以てこれを文と謂うなり。(公治長)|3月20日 公開日:2020年3月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 敏にして学を好み、下問を恥じず。是を以てこれを文と謂うなり。(公治長) 敏而好学、不恥下問、是以謂之文也。 「頭がいいうえに、好学心に富み、部下に教えを請(こ)うことをちっとも恥なかった。だから、文というりっぱな諡をもら […] 続きを読む
子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長)|3月19日 公開日:2020年3月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長) 子路有聞、未之能行、唯恐有聞。 「子路は、何かを教え聞いても、それをまだ実行できずにいるうちは、そのうえに新しい教えを聞くことを恐れて […] 続きを読む
夫子の文章は得て聞く可(べ)きなり。夫子の性と天道とを言うは得て聞く可(べ)からざるなり。|3月18日 公開日:2020年3月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 夫子の文章は得て聞く可(べ)きなり。夫子の性と天道とを言うは得て聞く可(べ)からざるなり。(公治長) (子貢曰)、夫子之文章、可得而聞也。夫子之言性與天道。不可得而聞也。 「先生の文章は平素から聞くことができたが、人の性 […] 続きを読む
我人の諸(これ)を我に加うるを欲せざるや、吾も亦諸(これ)を人に加うるなからんや欲す。(公治長)|3月17日 公開日:2020年3月17日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 我人の諸(これ)を我に加うるを欲せざるや、吾も亦諸(これ)を人に加うるなからんや欲す。(公治長) (子貢曰)、我不欲人之加諸我也、吾亦欲無加諸人。 「人からされたくないと思っていることは、わたくしの方でも、差し控えたいと […] 続きを読む
朽木(きゅうぼく)は雕(え)るべからず。糞土の牆(かき)は杇(ぬ)るべからず。予を於いて何ぞ誅(せ)めん。(公治長)|3月16日 公開日:2020年3月16日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 朽木(きゅうぼく)は雕(え)るべからず。糞土の牆(かき)は杇(ぬ)るべからず。予を於いて何ぞ誅(せ)めん。(公治長) 朽木不可雕也。糞土之牆、不可杇也。於予與何誅。 「腐った木に彫刻することはできない。糞のまじった土でつ […] 続きを読む
賜や何ぞ敢えて回を望まん。回や一を聞いて以て十を知る。賜や一を聞いて以て二を知る。(公治長)|3月15日 更新日:2020年3月26日 公開日:2020年3月15日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 賜や何ぞ敢えて回を望まん。回や一を聞いて以て十を知る。賜や一を聞いて以て二を知る。(公治長) 賜也何敢望回。回也聞一以知十。賜也聞一以知二。 「わたくしは顔回にはとても及びません。なにしろ、顔回は一を聞いて十を悟ります。 […] 続きを読む
道行なわれず、捊(いかだ)に乗りて海に浮かばん。我に従わん者は、其れ由(ゆう)か。(公治長)|3月14日 更新日:2020年3月26日 公開日:2020年3月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 道行なわれず、捊(いかだ)に乗りて海に浮かばん。我に従わん者は、其れ由(ゆう)か。(公治長) 道不行。乘桴浮于海。從我者其由與。 「この世の中では道義が地に堕ちている。いっそ捊(いかだ)にでも乗って海に浮かんでいたい。つ […] 続きを読む
焉(いず)んぞ佞(ねい)を用いん。人に禦(あた)るに口給(こうきゅう)を以てすれば屡(しばしば)人に憎まれる。其の仁を知らず。(公治長)|3月13日 更新日:2020年3月26日 公開日:2020年3月13日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 焉(いず)んぞ佞(ねい)を用いん。人に禦(あた)るに口給(こうきゅう)を以てすれば屡(しばしば)人に憎まれる。其の仁を知らず。(公治長) 焉用佞、禦人以口給、屡憎於人、不知其仁。(焉用佞。) 「どうして弁が立つ必要があろ […] 続きを読む
妻(めあ)わすべきなり。縲紲(るいせつ)の中に在りと雖も、其の罪に非ざるなり。(公治長)|3月12日 更新日:2020年3月15日 公開日:2020年3月12日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 妻(めあ)わすべきなり。縲紲(るいせつ)の中に在りと雖も、其の罪に非ざるなり。(公治長) 可妻也。雖在縲紲之中、非其罪也。 「あの男なら娘をくれてやってもよい。獄中につながれたことはあったが、それはかれ自身の罪ではなかっ […] 続きを読む