子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長)|3月19日

子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長)

子路有聞、未之能行、唯恐有聞。

「子路は、何かを教え聞いても、それをまだ実行できずにいるうちは、そのうえに新しい教えを聞くことを恐れていた」
子路は、多少軽はずみなところはあるが、愚直で、孔子の教えを聞けば、それをすぐに実行しようとつとめていた。だから、二重三重に教えを聞くことのできない性格であった。
現代人にも、子貢のような秀才タイプと子路のごとき愚直型がいる。後者はいわれたことは一つずつ実行していくので、一時に多くのことを命ぜられると混乱する。愛すべき人物である。

3月19日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

子路は質実剛健の人とあります。

口数も少ないようなイメージも持ちますね。

聞いて良いと思ったことをすぐに実行に移す。

すばらしいことです。

人はよく見て判断する必要がありまね。

子貢タイプ、子路タイプ。

今日も一日がんばります。