已んぬるかな。吾未だ能く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長)|3月28日 更新日:2020年3月30日 公開日:2020年3月28日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 已んぬるかな。吾未だ能く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長) 已矣乎。吾未見能其過、而内自訟者也。 「もうおしまいだね!自分の過失を認めて、しかも心の中で自分を責める、そういった自責の念の強い人間に出 […] 続きを読む
老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん。(公冶長)|3月27日 公開日:2020年3月27日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん。(公冶長) 老者安之、朋友信之、少者懐之。 「年寄りからはあの男なら大丈夫だと安心され、友だちからは信頼され、年少者からは慕われる。そういう人間になり […] 続きを読む
怨みを匿して其の人を友とするは、左丘(さきゅう)明(めい)これを恥ず。丘も亦これを恥ず。(公冶長)|3月26日 公開日:2020年3月26日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 怨みを匿して其の人を友とするは、左丘(さきゅう)明(めい)これを恥ず。丘も亦これを恥ず。(公冶長) 匿怨而友其人、左丘明恥之。丘亦恥之。 「腹の中では怨みに思っていながら、うわべだけ飾って友だちづきあいするのを、左丘明は […] 続きを読む
伯夷・叔斉、旧悪を念(おも)わず。怨み、是を用(も)て希なり。(公冶長)|3月25日 公開日:2020年3月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 伯夷・叔斉、旧悪を念(おも)わず。怨み、是を用(も)て希なり。(公冶長) 伯夷・叔斉、不念旧悪。怨是用希。 「伯夷と叔斉の二人は、他人の過去の悪事をいつまでも根に持つことはなかった。だから、人の怨みを買うことはめったにな […] 続きを読む
甯武子(ねいぶし)、邦に道あらば則ち知、邦に道無ければ則ち愚。其の知には及ぶ可(べ)きなり。(公冶長)|3月24日 公開日:2020年3月24日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 甯武子(ねいぶし)、邦に道あらば則ち知、邦に道無ければ則ち愚。其の知には及ぶ可(べ)きなり。(公冶長) 甯武子。邦有道則知。邦無道則愚。其知可及也。(其愚不可及也。) 「甯武子は、国がよく治まっていた時代には、知者として […] 続きを読む
季文子、三たび思いて而(しか)るに後に行なう。子、これを聞きて曰(のたまわ)く、再びせば、斯れ可なり。(公治長)|3月23日 公開日:2020年3月23日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 季文子、三たび思いて而(しか)るに後に行なう。子、これを聞きて曰(のたまわ)く、再びせば、斯れ可なり。(公治長) 季文子三思而後行。子聞之曰、再斯可也。 「季文子は、どんなときでも三度考えてから、はじめて行動に移した。そ […] 続きを読む
晏平(あんぺい)仲、善く人と交わる。久しくしてこれを敬す。(公治長)|3月22日 更新日:2020年3月23日 公開日:2020年3月22日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 晏平(あんぺい)仲、善く人と交わる。久しくしてこれを敬す。(公治長) 晏平仲善與人交、久而敬之。 「晏平仲は人との交際がうまかった。どんなに長く交際しても、相手に対する尊敬の念を忘れなかった」 テキストによっては”久而人 […] 続きを読む
其の己を行なうや恭、其の上に事(つか)うるや敬、其の民を養うや恵、其の民を使うや義。|3月21日 更新日:2020年3月23日 公開日:2020年3月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の己を行なうや恭、其の上に事(つか)うるや敬、其の民を養うや恵、其の民を使うや義。 (有君子之道四為。)其行己也恭、其事上也敬、其養民也恵、其使民也義。 「(君子たる資格を四つ備えていた)一に態度が謙虚だった。二に君主 […] 続きを読む
敏にして学を好み、下問を恥じず。是を以てこれを文と謂うなり。(公治長)|3月20日 公開日:2020年3月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 敏にして学を好み、下問を恥じず。是を以てこれを文と謂うなり。(公治長) 敏而好学、不恥下問、是以謂之文也。 「頭がいいうえに、好学心に富み、部下に教えを請(こ)うことをちっとも恥なかった。だから、文というりっぱな諡をもら […] 続きを読む
子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長)|3月19日 公開日:2020年3月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子路、聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、唯聞く有らんことを恐る。(公治長) 子路有聞、未之能行、唯恐有聞。 「子路は、何かを教え聞いても、それをまだ実行できずにいるうちは、そのうえに新しい教えを聞くことを恐れて […] 続きを読む