蓋(けだ)し、知らずしてこれを作る者有らん。我は是れ無きなり。(述而)
蓋有知而作之者。我無是也。
「思うに、大した知識もないくせに、知ったかぶりをして創作する人間もいるだろう。わたしはそんなことはしないよ」
この章は、四月二十一日”述べて作らず”の章と相通じるものがある。勝手な創作はしないというのが、かれの信条であった。
つづいて、孔子はこういっている。「多く聞きて其の善き者を択びてこれに従い、多く見てこれを識すは、知るの次なり」。たくさん聞いて善いものを選んでこれに従い。たくさん見て憶えておく人は知者の次である、という意味である。
5月6日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
本を読み、実践する。
人みて学ぶ。
どんだけ知識を本から入れても実践しなければどうにもなりません。
そうでないと頭に入らないものです。
人から聞いたり、本からの言葉を自分が考えたかのように使うべきでもない。
孔子はこのように考えたということです。
今日も一日がんばります。