中人以上には上を語るべし|4月10日のことです。

中人以上には上を語るべし

子曰わく、中人以上には、以て上を語るべきなり。中人以下には、以て上を語るべからざるなり。(雍也第六)

しのたまわく、ちゅうにんいじょうには、もってかみをかたるべきなり。ちゅうにんいかはには、もってかみをかたるべからざるなり。(ようやだいろく)

【訳】
先師が言われた。
「中以上の人には、高遠な哲理を説いてもよいが、中以下の人には、高遠な哲理を説くべきではない」

4月10日の論語一日一言の言葉です。

”基本からしっかりと学びたい”と論語コンプリートにあります。

人間を区分するというのは微妙だと思いますがこれは学ぶということにおいてだと思います。

人間性は学ぶことが出来るようにも感じます。

自分のことしか考えることのできない人には社会性などをいくら話しても少し難しい。

渋沢栄一が一万円になるということで論語もまた注目をあびることでしょうね。

論語を学べば中くらいにはなれるかもしれませんね。

今日も一日がんばります。