詩を学びたりや|11月24日のことです。

11月24日、今日の論語一日一言です。

鯉縐りて庭に過ぐ、曰わく、詩を学んだりや対えて曰わく、未だし。詩を学ばずんば、以て言うこと無し。(季氏第十六)

りはしりてにはにすぐ。いわく、しをまなびたりや。こたえていわく、いまだし。しをまなばずんば、もっていうことなし。(きしだいじゅうろく)

【訳】
「私(孔子の子の鯉)が小走りで庭を通り過ぎようとしますと、私を呼び止めて『詩を学んだかね』と尋ねました。私が『まだです』とこたえましたところ、父は『詩を学ばなければ、立派に人と話ができないよ』と申しました。そこで私は早速他の先生について詩を学びました」

”君子は特別扱い(えこいひいき)をしない”と論語コンプリートにあります。

孔子様は自分の子供だからといって特別扱いしなかったということです。

しかし、すぐに学ぶ姿勢のある鯉もまた立派ですね。

きっと常に学ぶ環境があったのかもしれませんね。

いつでもお弟子さんが孔子様のそばで学ばれている様子がうかがえます。

環境づくりができていかもしれませんね~。

今日も一日がんばります。