危邦には入らず①

5月30日の今日の論語一日一話ですね~。

子曰わく(しのたまわく)、篤く信じて学を好み(あつくしんじてがくをこのみ)、死を守りて道を善くす(しをまもりてみちをよくす)。危邦には入らず(きほうにはいらず)、乱邦には居らず(らんぽうにはおらず)。天下道有れば則ち見れ(てんかみちあればすなわちあらわれ)、道無ければすなわち隠る(みちなければすなわちかくる)。(泰伯第八)

先師が言われた。
「篤く道を信じて学問を好み、死力を尽くして道を実践する。道を行われない危ない国には入らない。乱れた国には安閑と居られない。天下に道が行われているときには、事えて才能を発揮する。道が行われていないときには、退いて家に隠れる」

学ぶことの大切さと、学んで得たした正しい道徳を命かけて守り通すようにする。正しい道徳観のない国には入らないで、すでに道徳観の薄い国には入らない。正しい道徳観のある国で一生懸命働こうということみたいです。

そういう意味では日本に生まれてよかったなぁーと思います。

近所の国を思い浮かべちゃいますよね。

なぜこのような立派な考え方を2500年も前から考えているのに出来ないのでしょうかねー。

そんなことを考えつつ今日も一日がんばります。