株式会社クボタ贈商【公式】

株式会社クボタ贈商は北海道旭川市でカレンダーやタオルを中心に名入れやプリントを主にしている贈答品屋さんです

「日々是好日(にちにちこれこうにち)」の記事一覧

吾未だ徳を好むこと色を好むが如くなる者を見ざるなり。(子罕)|6月3日

吾未だ徳を好むこと色を好むが如くなる者を見ざるなり。(子罕) 吾未見好徳如好色者也。 「わたしは、美人を愛するほどに道徳を愛する人には、まだお目にかかったことがない」たいへん正直な告白である。筆者の個人的感想ではあるが、 […]

子、川上に在りて曰く、逝く者は斯(か)くの如きか。昼夜を舎(お)かず。(子罕)|6月2日

子、川上に在りて曰く、逝く者は斯(か)くの如きか。昼夜を舎(お)かず。(子罕) 子在川上曰、逝者如斯夫。不舎晝夜。 「孔子は、川のほとりに立ってこうおっしゃられた。過ぎ去って行くものはみな、この川の流れのようなものであろ […]

出でては則ち公卿(こうけい)に事(つか)え、入れては則ち父兄に事う。喪の事は敢て勉(つと)めずんばあらず。(子罕)|6月1日

出でては則ち公卿(こうけい)に事(つか)え、入れては則ち父兄に事う。喪の事は敢て勉(つと)めずんばあらず。(子罕) 出則事公卿、入則事父兄、喪事不敢不勉、(不爲酒困、何有於我哉。) 「社会に出ては先輩や上司に仕え、家庭内 […]

君子これに居らば、何の陋(ろう)かこれ有らん。(子罕)|5月31日

君子これに居らば、何の陋(ろう)かこれ有らん。(子罕) 君子居之、何陋之有。 「りっぱな人がそこに住めば、なんのむさくるしいことがあるものか」あるとき、孔子は乱れた世を厭う気持ちから、「えびすの国にでも移り住もうか!」と […]

斯(ここ)に美玉有り。匵(とく)を韞(おさ)めて諸(これ)を蔵(ぞう)せんか。善賈を求めて諸を沽らんか。(子罕)|5月30日

斯(ここ)に美玉有り。匵(とく)を韞(おさ)めて諸(これ)を蔵(ぞう)せんか。善賈を求めて諸を沽らんか。(子罕) 有美玉於斯。韞匵而蔵諸。求善賈而沽諸。 「ここに美し玉があるとします。箱の中にしまっておきますか?それとも […]

臣無くして臣有りと為す。吾誰をか欺かん。天を欺かんか。(子罕)|5月29日

臣無くして臣有りと為す。吾誰をか欺かん。天を欺かんか。(子罕) 無臣而爲有臣。吾誰欺。欺天乎。 「家来もいないのに家来がいるようなまねをしている。それで、いったいわたしは誰をだまそうとするのか。天をだまそうというのか」孔 […]

我を博(ひろ)むるに文を以てし、我を焼くするに礼を以てす、罷まんと欲するも能わず。(子罕)|5月28日

我を博(ひろ)むるに文を以てし、我を焼くするに礼を以てす、罷まんと欲するも能わず。(子罕) 博我以文、約我以礼。欲罷不能。(既竭吾才。)」 「学問を以てわたしの見識をひろめ、実践によってわたしの見識をまとめてくださった。 […]

顔淵、喟然(きぜん)として歎(たん)じて曰く、これを仰げば弥(いよいよ)高く、これを鑚(き)れば弥堅し。(子罕)|5月27日

顔淵、喟然(きぜん)として歎(たん)じて曰く、これを仰げば弥(いよいよ)高く、これを鑚(き)れば弥堅し。(子罕) 顔淵喟然歎曰、仰之弥高、鑚之弥堅、(瞻之在前、忽焉在後。) 「顔淵がため息をついて感嘆(かんたん)していっ […]

君子は多(た)ならんや。多ならざるなり。(子罕)|5月25日

君子は多(た)ならんや。多ならざるなり。(子罕) 君子多乎哉。不多也。 「君子というものは、多芸多才であろうか?いや、決してそうではない」ある国の大臣が、子貢に、あなたの先生は聖人に違いない。いかにも多芸多才だ、といった […]

天の未だ斯の文を喪ぼさざるや、匡(きょう)人其れ予(われ)如何にせん。(子罕)|5月25日

天の未だ斯の文を喪ぼさざるや、匡(きょう)人其れ予(われ)如何にせん。(子罕) 天之未喪斯文也、匡人其如予何。 「天がまだわたしの中に生きているこの文の道(儒学の道)を滅ぼさないというのならば、いかに乱暴な匡の人びとでも […]