車に升(のぼ)りては、必ず正しく立ちて綏(すい)を執る。車の中にては、内顧(ないこ)せず、疾言せず、親指(しんし)せず。(郷黨)|6月25日 公開日:2020年6月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 車に升(のぼ)りては、必ず正しく立ちて綏(すい)を執る。車の中にては、内顧(ないこ)せず、疾言せず、親指(しんし)せず。(郷黨) 升車、必正立執綏。車中、不内顧、不疾言、不親指。 「車に乗られるときには、必ず正しく立ち、 […] 続きを読む
斎哀者(しさいしゃ)を見ては狎(な)れたりと雖も必ず変ず。冕者(べんしゃ)と鼛者(こしゃ)とを見ては褻(な)れたりと雖も、(郷黨)|6月24日 公開日:2020年6月24日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 斎哀者(しさいしゃ)を見ては狎(な)れたりと雖も必ず変ず。冕者(べんしゃ)と鼛者(こしゃ)とを見ては褻(な)れたりと雖も、(郷黨) 見齋哀者、雖狎必変。見冕者與鼛者、雖褻(必以貌。凶服者式之。) 「喪服を着た人に出会った […] 続きを読む
寝(い)ぬるに尸(し)せず。居(お)るに容(かたち)づくらず。(郷黨)|6月23日 公開日:2020年6月23日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 寝(い)ぬるに尸(し)せず。居(お)るに容(かたち)づくらず。(郷黨) 寝不尸。居不容。 「寝るときには、死体のように手足をぶざまに投げ出すようなことはしない。自宅でくつろいでいるときには、いかめしく威儀を正すことはしな […] 続きを読む
君に侍食(じしょく)するに、君祭れば先ず飯(はん)す。|6月22日 公開日:2020年6月22日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君に侍食(じしょく)するに、君祭れば先ず飯(はん)す。 侍食於君、君祭先飯。 「主君と一緒に食事をするとき、主君が料理の一部をとって祭られると、孔子は先に食べ、主君のために毒見した」この章は、魯の君主に対して、孔子が恭し […] 続きを読む
唯だ酒の量なく、乱に及ばす。沽酒市脯(こしゅしほ)は食わず。(郷黨)|6月20日 公開日:2020年6月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 唯だ酒の量なく、乱に及ばす。沽酒市脯(こしゅしほ)は食わず。(郷黨) 唯酒無量。不及乱。沽酒市脯不食。 「ただ、酒についてはきまった量はなかった。だが、適量にとどめ、酔っ払って乱れるということはなかった。市販の酒や乾肉は […] 続きを読む
席正しからざれば坐せず。(郷黨)|6月19日 公開日:2020年6月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 席正しからざれば坐せず。(郷黨) 席不正不坐。 「孔子は、敷物がきちんと敷かれていなければ、座らなかった」誰かは特定していないが、この章は、門人が師のことについてのべたことばである。短い表現であるが、孔子の折目正しい姿を […] 続きを読む
食(し)は精を厭わず。膾(なます)は細きを厭わず。食の饐して、餲せると魚の餧して肉の敗れたるは食わず。|6月18日 公開日:2020年6月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 食(し)は精を厭わず。膾(なます)は細きを厭わず。食の饐して、餲せると魚の餧して肉の敗れたるは食わず。 食不厭精、 膾不厭細、 食饐 餲、 魚餒而肉敗不食、 色惡不食、 臭惡不食、 失飪不食、 不時不食、 不正不食、 不 […] 続きを読む
君子は紺緅(かんしゅう)を以て飾らず。紅紫(こうし)は以て褻服(せっぷく)と為さず。暑に当たりて袗の絺綌(ちげき)、|6月17日 公開日:2020年6月17日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は紺緅(かんしゅう)を以て飾らず。紅紫(こうし)は以て褻服(せっぷく)と為さず。暑に当たりて袗の絺綌(ちげき)、 君子不以紺緅飾。紅紫不以為褻服。當暑袗絺綌、(必表而出之。) 「君子は紺や朱鷺色で襟や袖のふちどりをし […] 続きを読む
公門に入るに鞠躬如(きくきゅうじょ)たり。容れらざるが如くす。立つに門に中せず行くに閾(しきい)を履まず。(郷黨)|6月16日 公開日:2020年6月16日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 公門に入るに鞠躬如(きくきゅうじょ)たり。容れらざるが如くす。立つに門に中せず行くに閾(しきい)を履まず。(郷黨) 入公門、鞠躬如也。如不容。立不中門。行不履閾。 「宮殿の門を入るときには、身を正し、腰をかがめ、いかにも […] 続きを読む
朝にて下大夫と言えば侃々如たり。上大夫と言えば誾々如たり。君在せば踧踖(しゅくせき)如たり、(郷黨)|6月15日 公開日:2020年6月15日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 朝にて下大夫と言えば侃々如たり。上大夫と言えば誾々如たり。君在せば踧踖(しゅくせき)如たり、(郷黨) 朝與下大夫言、侃侃如也。與上大夫言、 誾誾如也。君在踧踖如也、(與與如也。) 「朝廷で自分より下の大夫と話すときは、い […] 続きを読む