これに先んじ、これを労す。益請う。曰く、倦むこと無かれ。(子路)|8月3日 公開日:2020年8月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) これに先んじ、これを労す。益請う。曰く、倦むこと無かれ。(子路) 先之労之。請益。曰、無倦。 「人民の先頭に立ち、人民のために骨身を惜しまずつとめること、と、(孔子は)お答えになった。もうすこしくわしくご説明願いたい、と […] 続きを読む
君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く。(顔淵)|8月2日 公開日:2020年8月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く。(顔淵) (曾子曰、)君子以文会友、以友輔仁。 「君子は学問によって友達を集め、友だちによって仁徳を達成する助けとする、(と曾子はいった)」君子は仁の徳を達成することにつ […] 続きを読む
忠告して善くこれを道き、不可なれば則ち止む。自ら辱しむること無かれ。(顔淵)|8月1日 公開日:2020年8月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 忠告して善くこれを道き、不可なれば則ち止む。自ら辱しむること無かれ。(顔淵) 忠告而善道之、不可則止。無自辱為。 「忠告して良い方向に導いてやる、忠告しても相手が聞き入れなければ、しばらくやめて様子を見る。無理強いをして […] 続きを読む
其の悪を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝(あしき)を修むるに非ずや。(顔淵) 公開日:2020年7月31日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 其の悪を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝(あしき)を修むるに非ずや。(顔淵) 攻其悪無攻人之悪、非修慝與。 「自分の悪い点を責めて、他人の悪い点を責めない。これが心にひそむ邪悪な念を取り除くことになるのではないか」樊遅 […] 続きを読む
夫れ達とは、質直にして義を好み、言を察して色を観、慮りて以て人に下る。(顔淵)|7月30日 公開日:2020年7月30日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 夫れ達とは、質直にして義を好み、言を察して色を観、慮りて以て人に下る。(顔淵) 夫達者、質直而好義、察言而観色、慮以下人。(在邦必達、在家必達。) 「そもそも達しているというのは、実直で正義を愛し、人のいうことをよく考え […] 続きを読む
君子の徳は風なり。小人の徳は草なり。草これを風に上うれば、必ず偃す。(顔淵)|7月29日 公開日:2020年7月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子の徳は風なり。小人の徳は草なり。草これを風に上うれば、必ず偃す。(顔淵) 君子之得風也。小人之徳草也。草上之風必偃。 「為政者の徳性は風であり、人民の徳性は草です。風が吹けば草は必ずなびきます」ここでは、君子は為政者 […] 続きを読む
君、君たり。臣、臣たり。父、父たり。子、子たり。(顔淵)|7月21日 公開日:2020年7月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君、君たり。臣、臣たり。父、父たり。子、子たり。(顔淵) (齊景公問政於孔子。孔子對曰、)君君、臣臣、父父、子子。 「(斉の景公が、孔子の政治の要道を質問した。孔子はこう答えられた)君主は君主として、臣下は臣下として、父 […] 続きを読む
民、信無くんば立たず。(顔淵)|7月19日 公開日:2020年7月19日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 民、信無くんば立たず。(顔淵) (曰、去食。自古皆有死。)民無信不立。 「(食糧を捨てよう。食糧がなければ人は死ぬが、昔から死は免れないものだ。だが、)人民に信頼がなければ、政治は成り立たなくなる(といわれた)」かっこ内 […] 続きを読む
駟(し)も舌に及ばず。(顔淵)|7月18日 公開日:2020年7月18日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 駟(し)も舌に及ばず。(顔淵) 駟不及舌。 「四頭立ての馬車でさえも、舌には追い付けない。(一度口から出した失言は、取り返しがつかないという意味)」衛の国の大夫棘子成(きょくしせい)と孔子の門弟子貢が、君子について議論し […] 続きを読む
曰く、其の言や訒(じん)、斯れこれを人と謂うか。子曰く、これを為すこと難し。(顔淵) 公開日:2020年7月14日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 曰く、其の言や訒(じん)、斯れこれを人と謂うか。子曰く、これを為すこと難し。(顔淵) 曰、其言也訒、斯謂之仁矣乎。子曰、為之難。(言之得無訒乎。) (これを言いて訒なること無きを得んや)「”ことばがひかえめなら、仁といえ […] 続きを読む