由や堂に升れり。未だ室に入れざるなり。(先進)|7月3日

由や堂に升れり。未だ室に入れざるなり。(先進)

由也升堂矣。未入於室也。

「子路の腕前は、たとえてみれば、堂の上にはあがっているが、まだ部屋に入っていない(なかなかのものだが、奥義には達していない)だけだよ」
門人の子路は琴を弾ずるが、孔子は家の中で弾かれるのをうるさがった。このことで他の門人たちが子路を軽蔑するようになった。
そのようすを見て、孔子が他の門人たちをたしなめたのがこのことばである。
孔子と子路はお互いに遠慮なく批判し合っている。それだけ深い信頼を愛情をもっていた。

7月3日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

子路の大琴は孔子様にとっては耳障りということですね。

自分の言うのはいいが他人に言われたくはないということはたまにありますね。

信頼関係があるというのはその通りだと思います。

人間の微妙な感覚をうまく表現してるように感じますね。

今日も一日がんばります。