亡びなん。命(めい)なるかな。 斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。(雍也)|4月4日 公開日:2020年4月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 亡びなん。命(めい)なるかな。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。斯の人にして斯の疾(やまい)有るや。(雍也) 亡之。命矣夫。斯人也而有斯疾也。斯人也而有斯疾也。 「もう助かるまい。これも天命というものだ。こんなりっぱな […] 続きを読む
犁牛(りぎゅう)の子騂(あか)くして且(かつ)角(つの)あらば、用うること勿からんと欲すと雖も、山川(さんせん)其れ諸(これ)を舎てんや。(雍也)|4月3日 公開日:2020年4月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 犁牛(りぎゅう)の子騂(あか)くして且(かつ)角(つの)あらば、用うること勿からんと欲すと雖も、山川(さんせん)其れ諸(これ)を舎てんや。(雍也) 犁牛之子、騂且角、雖欲勿用、山川其舎諸。 「まだら牛の子でも、毛が赤くて […] 続きを読む
君子は急なるを周(あまね)くして富めるに継がず。(雍也)|4月2日 公開日:2020年4月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は急なるを周(あまね)くして富めるに継がず。(雍也) 君子周急不継富。 「君子というものは、困っている人間は徹底的に助けるが、金持ちをさらに富ますようなことはしないものだ」子華(しか)という弟子が、師の用で斉(せい) […] 続きを読む
学を好めり。怒りを遷(うつ)さず。過ちを弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。(雍也)|4月1日 公開日:2020年4月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 学を好めり。怒りを遷(うつ)さず。過ちを弐(ふたた)びせず。不幸、短命にして死せり。(雍也) (有顔回者。)好学、不遷怒。不弐過。 不幸短命死矣。(今也則亡。未聞好学者也。) 「(顔回という者がいました)この者は学問好き […] 続きを読む
敬に居て簡(かん)を行ない、以て其の民に臨(のぞ)まば、亦可ならずや。(雍也)|3月31日 公開日:2020年3月31日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 敬に居て簡(かん)を行ない、以て其の民に臨(のぞ)まば、亦可ならずや。(雍也) (仲弓曰、)居敬而行簡、以臨其民、不亦可乎。 「自分自身には厳しく他人には寛容である、こういう姿勢で人民に臨むなら、それはそれでいいではない […] 続きを読む
雍(よう)や南面せしむ可し。(雍也)|3月30日 公開日:2020年3月30日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 雍(よう)や南面せしむ可し。(雍也) 雍也可使南面。 「雍という男は、南向きに座らせてよい。(りっぱな政治家になれる、という意味を示している)」 ”雍”は孔子の高弟の一人・字は仲弓。 中国では、天子はもちろんのこと諸侯で […] 続きを読む
十室の邑(ゆう)、必ず忠信丘が如き者有らん。丘の学を好むに如かざるなり。(公冶長)|3月29日 更新日:2020年3月30日 公開日:2020年3月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 十室の邑(ゆう)、必ず忠信丘が如き者有らん。丘の学を好むに如かざるなり。(公冶長) 十室之邑。必有忠信如丘者焉。不如丘之好学也。 3月29日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。 「十軒ばかりの小さな村 […] 続きを読む
已んぬるかな。吾未だ能く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長)|3月28日 更新日:2020年3月30日 公開日:2020年3月28日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 已んぬるかな。吾未だ能く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長) 已矣乎。吾未見能其過、而内自訟者也。 「もうおしまいだね!自分の過失を認めて、しかも心の中で自分を責める、そういった自責の念の強い人間に出 […] 続きを読む
老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん。(公冶長)|3月27日 公開日:2020年3月27日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん。(公冶長) 老者安之、朋友信之、少者懐之。 「年寄りからはあの男なら大丈夫だと安心され、友だちからは信頼され、年少者からは慕われる。そういう人間になり […] 続きを読む
怨みを匿して其の人を友とするは、左丘(さきゅう)明(めい)これを恥ず。丘も亦これを恥ず。(公冶長)|3月26日 公開日:2020年3月26日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 怨みを匿して其の人を友とするは、左丘(さきゅう)明(めい)これを恥ず。丘も亦これを恥ず。(公冶長) 匿怨而友其人、左丘明恥之。丘亦恥之。 「腹の中では怨みに思っていながら、うわべだけ飾って友だちづきあいするのを、左丘明は […] 続きを読む