有益な仕事は儲かるに決まっている(藤原銀次郎)|2月29日 公開日:2020年2月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 有益な仕事は儲かるに決まっている(藤原銀次郎) 藤原銀次郎は、王子製紙の実力トップとして、また政界人として昭和初期から戦後にかけて幅広い活躍をした人物。数多くの名言を残している。前掲の言葉もその一つ。一見、ごく平凡に映る […] 続きを読む
位無きを患えずして、立つ所以(ゆえん)を患う。(里仁)|2月28日 公開日:2020年2月28日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 位無きを患えずして、立つ所以(ゆえん)を患う。(里仁) 不患無位、患所以立。(不患莫己知。求爲可知也。) 「自分の地位のないことを気にかける必要はない。地位に相当な実力を身につけるように、努力することだ」 かっこ内は”己 […] 続きを読む
能く礼譲を以て国を為(おさ)めんか、何か有(あ)らん。能く礼譲を以て国を為めずんば、礼を如何せん。(里仁)|2月27日 公開日:2020年2月27日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 能く礼譲を以て国を為(おさ)めんか、何か有(あ)らん。能く礼譲を以て国を為めずんば、礼を如何せん。(里仁) 能以礼譲於為国乎、何有。不能以礼譲為国。如礼何。 「譲り合う心で国を治めることができたなら、何の困難があろうか! […] 続きを読む
利に放(よ)りて行なえば、怨多し。(里仁)|2月26日 公開日:2020年2月26日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 利に放(よ)りて行なえば、怨多し。(里仁) 放於利而行、多怨。 「利益の追求ばかり考えると、人の怨みをかうことが多い」 利益の追求が全面的にいけないとはいわない。なかんずく、資本主義社会では、利潤の追求を度外視して企業経 […] 続きを読む
君子は徳を懐(おも)い、小人は土を懐う。君子は刑を懐い、小人は恵を懐う。(里仁)|2月25日 更新日:2020年2月26日 公開日:2020年2月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子は徳を懐(おも)い、小人は土を懐う。君子は刑を懐い、小人は恵を懐う。(里仁) 君子懐徳、小人懐土、君子懐刑、小人懐恵。 「為政者が仁徳に基づいた政治を心がければ、被統治者は土地に安住して農耕にいそしむ。また、為政者が […] 続きを読む
君子の天下に於けるや、適(てき)も無く、莫(ばく)も無し。義と与(とも)に比(したが)う。(里仁)|2月24日 更新日:2020年2月25日 公開日:2020年2月24日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 君子の天下に於けるや、適(てき)も無く、莫(ばく)も無し。義と与(とも)に比(したが)う。(里仁) 君子之於天下也、無適也、無莫也、義之與比。 「りっぱな人間は、天下の事物に対しては、どうしてもと固執することもなく、また […] 続きを読む
士、道に志して、悪衣悪食(あいくあくしょく)を恥ずる者は、未だ与(とも)に議(はか)るに足らざるなり。(里仁)|2月23日 更新日:2020年2月25日 公開日:2020年2月23日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 士、道に志して、悪衣悪食(あいくあくしょく)を恥ずる者は、未だ与(とも)に議(はか)るに足らざるなり。(里仁) 士志於道。而恥悪衣悪食者。未足与議也。 「いやしくも仁義道徳の修養に志す人で、見栄っぱりで粗衣粗食を恥ずかし […] 続きを読む
朝(あした)に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。(里仁)|2月22日 更新日:2020年2月25日 公開日:2020年2月22日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 朝(あした)に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。(里仁) 朝聞道、夕死可矣。 「もしも、朝、正しい道を開けたら、その日の夕方に死んだとしても、悔いはない」 ”道”とは、人としての正しい在り方であり、人間の規範でも […] 続きを読む
人の過つや各(おのおの)其の党に於いてす。過ちを観て斯(ここ)に仁を知る。(里仁)|2月21日 公開日:2020年2月21日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 人の過つや各(おのおの)其の党に於いてす。過ちを観て斯(ここ)に仁を知る。(里仁) 人之過也、各於其黨、觀過斯知仁矣。 「人間というものは、それぞれの性格に応じて過ちを犯すものである。だから、人の過失をよく観察すれば、そ […] 続きを読む
造次(ぞうじ)必ず是(ここ)に於いてし、顛沛(てんぱい)にも必是に於いてす。(里仁)|2月20日 更新日:2020年2月21日 公開日:2020年2月20日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 造次(ぞうじ)必ず是(ここ)に於いてし、顛沛(てんぱい)にも必是に於いてす。(里仁) (君子無終食之間違仁、)造次必於是、顛沛必於是。 「(君子は食事をとるほどの短い時間でも、仁に違うことはない)とっさのばあいでも、ある […] 続きを読む