人の生くるや直し|4月8日のことです。 公開日:2018年4月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子曰わく、人の生るや直し。之を罔して生くるや、幸いにして免るるなり。(雍也第六) しのたまわく、ひとのいくるやなおし。これをしいていくるや、さいわいにしてまぬがるるなり。(ようやだいろく) 【訳】 先師が言われた。 「元 […] 続きを読む
君子は文質彬彬|4月7日のことです。 公開日:2018年4月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子曰わく、質、文に勝てば則ち野。文、質に勝てば則ち史。文質彬彬として、然る後に君子なり。(雍也第六) しのたまわく、しつ、ぶんにかてばすなわちや。ぶん、しつにかてばすなわちし。ぶんしつひんびんとして、しかるのちくんしなり […] 続きを読む
女、君子の儒と為れ|4月6日のことです。 公開日:2018年4月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子、子夏に謂いて曰わく、女、君子の儒と為れ、小人の儒と為る無かれ。(雍也第六) し、しかにいいてのたまわく、なんじ、くんしのじゅとなれ、しょうじんのじゅとなるなかれ。(ようやだいろく) 【訳】 先師が子夏に向かって言われ […] 続きを読む
女は画れり|4月5日のことです。 公開日:2018年4月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 冉求曰わく、子の道を説ばざるにあらず、力足らざればなり。子曰わく、力足らざる者は中道にして廃す。今女は画れり。(雍也第六) ぜんきゅういわく、しのみちをよろこばざるにあらず、ちからたらざればなり。しのたまわく、ちからたら […] 続きを読む
賢なるかな回や|4月4日のことです。 公開日:2018年4月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子曰わく、賢なるかな回や。一簟の食、一瓢の飲、陋巷に在り。人は其の憂に堪えず、回や其の楽しみを改めず、賢なるかな回や。 しのたまわく、けんなるかなかいや。いったんのし、いっぴょうのいん。とうこうにあり。そのひとのうれいに […] 続きを読む
之を亡ぼせり、命なるかな|4月3日のことです。 公開日:2018年4月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 伯牛、疾有り。子、之を問う。牖より其の手を執りて曰わく、之を亡ぼせり、命なるかな。斯の人にして而も斯の病あるや、斯の人にして而も斯の病あるや。(雍也第六) はくぎゅう、しつあり。し、これをとう。まどよりそのてをとりてのた […] 続きを読む
未だ学を好む者聞かず|4月2日のことです。 公開日:2018年4月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 孔子対えて曰わく、顔回なる者有り、学を好めり。怒を遷さず、過を弐たびせず。不幸短命にして死せり。今や則ち亡し。未だ学を好む者聞かざるなり。(雍也第六) こうしこたえてのたまわく、がんかいなるものあり、がくをこのめり。いか […] 続きを読む
内に自ら訟むる者見ず|3月31日のことです。 公開日:2018年3月31日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子曰わく、已んぬるかな。吾未だ良く其の過ちを見て、内に自ら訟むる者を見ざるなり。(公冶長第五) しのたまわく、やんぬるかな。われいまだよくそのあやまちをみて、うちにみずからせしむるものみざるなり。(こうやちょうだいご) […] 続きを読む
盍ぞ爾の志言わざる|3月30日のことです。 公開日:2018年3月30日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 子路曰わく、願わくは子の志を聞かん。子曰わく、老者は之を安んじ、朋友は之を信じ、少者は之を懐けん。(公冶長第五) しろいわく、ねがわくはしのこころざしをきかん。しのたまわく、ろうしゃはこれをやすんじ、ほうゆうはこれをしん […] 続きを読む
盍ぞ爾の志言わざる|3月29日のことです。 公開日:2018年3月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 顔淵曰わく、善を伐ること無く、労を施すこと無からん。(公冶長第五) がんえんいわく、ぜんをほこることなく、ろうをほどこすことなからん。(こうやちょうだいご) 【訳】 顔淵が言った。 「善い行いをしても人に誇ることなく、骨 […] 続きを読む