上に賢を好むの実あらば 公開日:2018年2月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 或ひと曰く、「当今の世、人なきを何如せん」と。殊に知らず、上に賢を好むの実あらば則ち人なきを憂えざるを。弘化三年閏五月十七日「異賊防禦の策」 【訳】 ある人がいった「(中略)今の時代、人物がいないが、どんなものだろうか」 […] 続きを読む
習わずとも、教えずとも|1月6日のことですね。テスト投稿 公開日:2018年1月6日 日々是好日(にちにちこれこうにち) そうじて人間というものは、天地に満ちている正しい「気」によって肉体をつくり、また、天地に満ちている正しい「理」によって精神をつくっています。ですから、何が正しいことか・・・とうことを知る力は、習わずとも、教えずとも、人は […] 続きを読む
自分の尺度で他人を批判してはならない。 更新日:2017年7月5日 公開日:2017年7月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 7月4日の吉田松陰一日一言の言葉です。(致知出版社) 己れを以て人を責むることなく、一を以て百を廃することなく、長を取りて短を捨て、心を察して跡を略(と)らば、則ち天下いづくにか往(ゆ)くとして隣なからん。安政二年七月四 […] 続きを読む
細行を矜まざれば 公開日:2017年6月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)、暫くも放心せば則ち必ず変化に臨みて常に失。(しばらくもほうしんせばすなわちかならずへんかにのぞみてつねをうしない)、一生の恪勤(いっしょうのかっきん)、一事に於いて闕滅す(いちじにおいてけ […] 続きを読む
自ら励むことは中十年にある 公開日:2017年6月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 6月2日の吉田松陰一日一話です。 大凡十歳前後より四十歳比迄、三十余年中学問に勤む而して其の最も自ら励むことは中十年にあるなり。安政三年八月以降「武教全書講録」 だいたい、十歳前後から四十歳頃まで、三十余年はずっと学問す […] 続きを読む
子罕に利を言う|6月4日のころですね~。 公開日:2017年6月4日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 6月4日の今日の論語一日一話です。 子罕に利を言う(しまれにりをいう)、命とともにし(めいとともにし)、仁とともにす(じんとともにす)。(子罕第九) 今日から子罕第九。 まれが出てこないからIMEで手書きするしかないんで […] 続きを読む
吾は之を知らず|6月2日のことですね~。 公開日:2017年6月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 6月2日の論語一日一話でした~。 子曰わく(しのたまわく)、狂にして直ならず(きょうにしてちょくならず)、侗にして愿ならず(どうにしてげんならず)、悾悾にして信ならずんば(こうこうにしてしんならずんば)、吾は之を知らず( […] 続きを読む
義より大なるはなし 更新日:2017年6月7日 公開日:2017年6月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 6月1日の吉田松陰一日一話です。 士の道は義より大なるはなし。義は勇に因りて行はれ、勇は義に因りて長ず。安政二年三月「士規七則」 武士の生きていく道は義、人として正しい生き方の他にはない。それは勇気によって実行される。ま […] 続きを読む
人禽獣に異る所以 更新日:2017年6月2日 公開日:2017年1月1日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 凡そ生まれて人たらば、宜しく人禽獣に異る所以を知るべし。蓋し人には五倫あり、而して君臣父子を最も大なりと為す。 安政二年三月「士規七測」 だいたい、人間としてこの世に生を受けたのであれば、当然、人間が鳥や獣とちがう訳を知 […] 続きを読む