鄙夫は與に君に事うべけんや|12月8日 公開日:2019年12月8日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 鄙夫は與に君に事うべけんや 子曰わく、鄙夫は與に君に事うべけんや。其の未だ之を得ざれば、之を得んことを患え、既に之を得れば、之を失わんことを患う。苟くも之を失わんことを患うれば、至らざる所無し。(陽貨第十七) しのたまわ […] 続きを読む
道に聴きて塗に説く|12月7日 公開日:2019年12月7日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 道に聴きて塗に説く 子曰わく、道に聴きて塗に説くは、徳を之れ棄つるなり。(陽貨第十七) しのたまわく、みちにききてみちにとくは、とくをこれすつるなり。(ようかだいじゅうなな) 【訳】 先師が言われた。 「道端でいいことを […] 続きを読む
色厲しくして内荏なるは|12月5日 公開日:2019年12月5日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 色厲しくして内荏なるは 子曰わく、色厲しくして内荏なるは、諸を小人に譬うれば、其れ猶穿窬の盗のごときか(陽貨第十七) しのたまわく、いろはげしくしてうちやわらかなるは、これをしょうにんにたとうれば、それなおせんゆのとうの […] 続きを読む
何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや①|12月3日 公開日:2019年12月3日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや① 子曰わく、小子、何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや。詩は以て興すべく、以て観るべく、以て郡すべく、以て怨むべし。(陽貨第十七) しのたまわく、しょうし、なんぞかのしをまなぶことなきや。しはもっておこ […] 続きを読む
学を好まざれば②|12月2日 公開日:2019年12月2日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 学を好まざれば② 直を好みて学を好まざれば、其の蔽や絞。 勇を好みて学を好まざれば、其の蔽や乱。 剛を好みて学を好まざれば、其の蔽や狂。 (陽貨第十七) 【訳】 「直を好んで学問を嫌がると、その害として窮屈でゆとりがなく […] 続きを読む
磨すれども磷がず|11月30日 公開日:2019年11月30日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 磨すれども磷がず 磨すれども磷がず。(陽貨第十七) ますれどもうすろがず。(ようかだいじゅうなな) 【訳】 「ほんとうに堅い物は、いくら磨いても薄くはならない」 ※信念のある人はどんな抵抗、障害があってもくじけたりするこ […] 続きを読む
五つの者天下に行う②|11月29日 公開日:2019年11月29日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 五つの者天下に行う② 恭なれば則ち侮られず、寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち人を任じ、敏なれば則ち功有り、恵なれば則ち以て人を使うに足る。(陽貨第十七) きょうなればすなわちあなどられず、かんなればすなわちしゅうをえ、し […] 続きを読む
五つの者を天下に行う①|11月28日 公開日:2019年11月28日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 五つの者を天下に行う① 子張、仁を孔子に問う。孔子曰わく、能く五つの者を天下に行うを仁を為す。之を請い問う。曰わく、恭寛信敏恵なり。(陽貨第十七) しちょう、じんをとう。こうしのたまわく、よくいつつのものをおこなうとなす […] 続きを読む
習、相遠きなり|11月26日 公開日:2019年11月26日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 習、相遠きなり 子曰わく、性、相近きなり。習、相遠きなり。(陽貨第十七) しのたまわく、せい、ちかきなり。ならい、あいとおきなり。(ようかだいじゅうなな) 【訳】 先師が言われた。 「人の生まれつきは、だいたい同じような […] 続きを読む
礼を学びたりや|11月25日 公開日:2019年11月25日 日々是好日(にちにちこれこうにち) 礼を学びたりや 他日又独り立てり。鯉趨して庭を過ぐ。曰わく、礼を学びたりや。対えて曰わく、未だし。礼を学ばずんば、以て立つこと無し。(季氏第十六) たじつまたひとりたてり。りはしりてにわをすぐ。いわく、れいをまなびたりや […] 続きを読む