鳥の将に死なんとするや、其の鳴くや哀し。人の将に死なんとするや、其の言うや善し。(泰伯)|5月12日

鳥の将に死なんとするや、其の鳴くや哀し。人の将に死なんとするや、其の言うや善し。(泰伯)

鳥之将死、其鳴也哀。人之将死、其言也善。

「死に際の鳥の鳴き声はひときわ哀しい。臨終の人の言葉は実に立派である」
危篤に陥った曾子が、見舞いに来た猛敬子(もうけいし)(魯の家老)に向かっていった言葉である。
だからわたくしの話すことをしっかり聞いてくれ、と頼んで、曾子は君子の守るべき礼節の基本は、粗暴さを避ける、信義を保つ、浅知恵を働かさない、の三つだと説いている。
”人の将に死なんとするや、其の言や善し”の典故。死に臨(のぞ)んだときの言葉は、心の底からにじみでてくるもので、嘘偽りは一切ない。

5月12日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

どういう人生を送るかによって最後の言葉も変わってくるんでしょうね。

自分がどういう言葉をいうのかを考えてみるというのもいいかもしれませんね。

とにかく精一杯やれることをやらなければいけません。

どんな状況になろうと。

今日も一日がんばります。