7月5日の論語一日一話です。
孔子対えて曰わく、顔回なる者あり。学を好む。不幸、短命にして死せり。今や則ち亡し。(先進第十一)
(こうしこたえてのたまわく、がんかいなるものあり。がくをこのむ。ふこう、たんめいにてしせり。いまやすなわちなし。せんしんだいじゅういち)
伊與田覺先生の解説です。
先師が(季康子の問いに)答えられた。
「顔回というものがおりまして、本当に学問が好きでございましたが、不幸にして若く死にました。もう今ではおりません」
論語コンプリートには”亡くなった”優秀な弟子を思い出す”とあります。
優秀できっと自分自身も学ぶことが多いお弟子さんだったんでしょうね。
論語一日一話はなぜ「郷党第十」をまるごと抜いたんでしょうか。
きっと作法のことが中心だったからでしょうか?
と考えつつ今日も一日がんばります。