民は之に由らしむべし|5月26日のことです。

民は之に由らしむべし

子曰わく(しのたまわく)、民は之に由らしむべし(たみはこれによらしむべし)。之を知らしむべからず(これをしらしむべからず)。(泰伯第八)

先師が言われた。
「民は徳によって信頼させることはできるが、すべての民に真実を知らせることは難しい」

5月26日、今日の論語一日一言です。

”信頼があってこそ組織、社会はうまくいく”と論語コンプリートになります。

自分が人を何を基準に信頼していくのかということを考えてみますと徳も当然感じますが距離ということを感じます。

距離が近くなる人というのがいると思います。

これを縁というのでしょうか。

徳というのは日々の行動や言動の積み重ねだと思いますが、縁というものも引き寄せるとも感じました。

真実をすべて知らせるというのは難しいとは思いますが信頼されるためには情報開示は必要だとも感じます。

二つが一つになり三にも四にもなるとうことは信頼が必要ですし、縁すらも引き寄せる。

徳の積み重ねの実践ですね。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

今日も一日がんばります。