民、信無くば立たず
古自り皆死有り、民信無くば立たず。(顔淵第十二)
いにしえよりみなしあり、たみ、しんなくんばたたず。(がんえんだいじゅうに)
【訳】
「昔から食の有無にかかわらず、人は皆死ぬものだ。しかし人に信がなくなると、社会はなりたたない」
子貢、政を問う。子曰わく、食を足し兵を足し、民之を信にす。
子貢曰わく、必ず已むを得ずして去らば、斯の三者に於て何れをか先にせん。曰わく、兵を去らん。
曰わく、必ず已むを得ずして去らば斯の二者に於て何れをか先にせん。曰わく、食を去らん。古自り皆死有り、民信無くば立たず。
7月31日、今日の論語一日一言です。
人間の生活、社会生活には信義や道徳がないと成り立たない。
集団で生活することについてはまさしくそうだと思います。
家族という最小のコミュニティですら信義、道徳が必要ですね。
まとまりになると必ず必要なものです。
好き勝手にやっていては成り立たない。
兵や食がなくても信義、道徳が大事。
今日も一日がんばります。