曰わく、食を去らん|7月30日のことです。

曰わく、食を去らん

曰わく、必ず已むを得ずして去らば斯の二者に於て何れをか先にせん。曰わく、食を去らん。(顔淵第十二)

いわく、かならずやむをえずしてさらば、このにしゃにおいていずれをかさきにせん。のたまく、しょくをさらん。(がんえんだいじゅうに)

【訳】
子貢がさらに尋ねた。
「どしてもやむに捨てなければならないときに、この二つ(食と信)のうち、どちらを先にすればよいでしょうか」
先師が言われた。
「食を捨てよう」

7月30日、論語一日一言です。

”軍事、経済は重要だが、信義や道徳はもっと大事である”と論語コンプリートにあります。

食、兵、信(道義)。

兵の次は食を捨てる。

そうですね。兵の次は食。

ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」のなかでも大変な辛い状況で生き残った人は希望をもった人だけということを考えると考え方が一番重要なんですね。

私利私欲ではいけませんね。

どんな状況でも希望があったり信じる道筋がないといけませんね。

今日も一日がんばります。