樊遅、仁を問う|8月15日のことです。

8月15日、今日の論語一日一言です。

樊遅、仁を問う。子曰わく、人を愛す。知を問う。子曰わく、人を知る。(顔淵第十二)

はんち、じんととう。しのたまわく、ひとをあいす。しのたまわく、ひとをしる。(がんえんだいじゅうに)

伊與田覺先生の解説です。

樊遅が仁について尋ねた。
先師が答えられた。
「人を愛することだ」
さらに知について尋ねた。
先師が答えられた。
「人を知ることだ」

”正しい人が上に立てば、下にいる悪い人も正しくなる”と論語コンプリートにあります。

仁というもの常に尋ねられる孔子様なんだなぁと思います。

正しい人というのは、やはり仁を持つ人のことなのでしょうね。

相手の立場たって思いやりの気持ちをもつ人が指導者になると自分のことばかり考えている人も変わっていくということでしょうか。

大昔から正しいことに気づいているのに変わらないものなのですね。

今日も一日がんばります。