敬忠にして以て勧ましむるには|2月7日のことです。

敬忠にして以て勧ましむるには

季康子問う、民にして敬忠にして以て勧ましむるには、之を何如にせん。子曰わく、之に臨むに荘を以てすれば則ち敬す。孝慈なれば則ち忠あり。善を挙げて不能を教うれば、則ち勧む。(為政第二)

きこうしとう、たみをしてけいちゅうにしてもってすすましむるには、これをいかんにせん。しのたまわく、これにのぞむにそうをもってすればすなわちけいす。こうじなればすなわちちゅうあり。ぜんをあげてふのうをおしうれば、すなわちすすむ。(いせいだいに)

【訳】
季康子(魯の大夫)が尋ねた。
「民の敬意と忠誠の念を以て仕事に精を出させるには、どうしたらよいか」
先師が答えられた。
「上に立つ者が、民に重々しい態度で臨めば、敬意を払うようになります。上に立つ者が親に孝行し、子や弟を慈しめば、民は忠誠の念を持つようになります。有徳の人を挙げ用い、不能の者をねんごろに教え導けば、自ら仕事に励むようになります。」

2月7日、今日の論語一日一言です。

”上に立つ者は率先垂範しなくてはならない”と論語コンプリートにあります。

上に立つということと無縁の人は世の中にはあまりいない。

必ずどこかでリーダーになる。

自分には関係ないとはいえないことです。

しっかりと当たり前の家族を大切するという大事なことをしなければなりません。

しかし、なぜ児童虐待がなくならないのか。

行政のせいではない。親の責任です。

今日も一日がんばります。