如(も)し周公の才の美有りとも、驕り且つ吝(やぶさ)かならしめば、其の余は観るに足らざるのみ。|5月17日

如(も)し周公の才の美有りとも、驕り且つ吝(やぶさ)かならしめば、其の余は観るに足らざるのみ。

如有周公之才之美、使騙且吝、其餘不足観也已。

「たとえ、周公ほどすばらしい才能があったとしても、傲慢でしかも物惜しみするようでは、他にいかなる美点があっても、目をとめるには値しないよ」
周公旦については、すでに説明した。
孔子の理想像だった周公のような人物でも、もしかれに謙虚さがなければ、すべては帳消しとなるわけだ。ところが、史書によれば、周公はきまめて謙虚で決して威張ることがなかったらしい。実際には、能力のある人ほど、頭が低くてしかも肚が太いようだ。

5月17日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはよございます。

ここで言われているように能力のある人ほど謙虚というのはたしかにと思います。

威張ったりする人は能力のない人が多い。

常に謙虚にどんなことからも勉強しなければなりませんね。

考える時間をくれる論語にも感謝ですね。

今日も一日がんばります。