朋、遠方より来たるあり、亦た楽しからずや。(学而)
有朋自遠方来、不亦樂乎。
「遠いところに住んでいる、心ゆるした友人が、思いがけず、訪ねて来てくれる。なんと楽しいことではないか」
”有朋自遠方来”は日本では昔から二通りの訓(よ)み方があった。もう一つは、「朋あり、遠方より来たる」と訓む。このときには、「心をゆるした友人が遠い所から訪ねて来る」と解釈している。
いずれにせよ、志を同じくする、あるいは心を許し合った友人が遠い所からわざわざ来てくれるのは、無上の喜びであるに違いない。
1月2日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。