敢て死を問う。曰く、未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん。(先進)
敢問死、曰、未知生、焉知死。
「死についてお尋ねします、と(子路が)聞くと、孔子は、生きていることもよくわからないのに、どうして死のことがわかるのかね、とおっしゃった」
孔子は、死後のことを云々するよりも、現実の人生を探究するべきだと考えていた。
この章は、子路が鬼神に仕える道を尋ねたところ、孔子は「生きている人に仕えることもできないくせに、鬼神に仕えることなど問うな」とたしなめた。つづいて子路が質問したのに答えたのが、このことばである。
6月30日、論語一日一話(今日から始める「気づき」の365項目)の言葉です。
おはようございます。
生き方もよくわからないのに死についてわからない。
たしかにそうです。
悟ったように話すことはできませんね。
生き方は生涯考えていくべきこと。
そんなことを考えるよりも今日を生きよと言われている気がします。
今日も一日がんばります。