惟だ仁者のみ能く人を好み、能く人を悪(にく)む。(里仁)|2月17日

惟だ仁者のみ能く人を好み、能く人を悪(にく)む。(里仁)

惟仁者能好人、能悪人。

「ただ仁の道を心得ている人だけが、人を愛することもできるし、人を憎むこともできる」
仁の道を心得ている人は、善いことを善いとし、悪いことを悪いとする公平さをもっている。いいかえれば、仁者は私心がないから、真に人の善を愛し、人の悪を憎むのである。
仁の心をもっていない人たちは私利私欲に走るので、公平な判断を失い、本当に他人を愛したり憎んだりできなくなってします。
”惟”とはひとりという意味。英語のOnryに当るとみてよい。

2月17日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

私利私欲。

自分のためだけにというのは基本問題が多いですね。

でも人の本質はそういうものでもある。

難しいものではありますが”先義後利”でなければ商いはできませんね。

道は一つだと感じます。

今日も一日がんばります。