富みて驕るは無きは易し
子曰わく、貧しくして怨む無きは難く、富みて驕るは無きは易し。(憲門第十四)
しのたまわく、まずしくしてうらむなきはかたく、とみておごるなきはやすし。(けんもんだいじゅうよん)
【訳】
先師が言われた。
「貧しくても怨みがましくならないのは難しいが、それに比べて、富んで驕りたかぶらないのはたやすいことだ」
9月19日、今日の論語一日一言です。
”貧乏でいると他人をうらみやすい”と論語コンプリートにあります。
貧乏じゃないでもいいとは通常は思えませんね。
貧乏は自分が招くものならまだいいですが、家庭環境などそうなっている場合は逃れられない場合もあります。
特に幼少期でのこの体験は生涯残る場合もありますね。
捉え方ひとつでいい方向にも考えられるということもあります。
物事はどう捉えるかによって自分を変えることができますね。
今日も一日がんばります。