子も亦窮すること有るか|10月8日のことです。

10月8日、今日の論語一日一言です。

陳に在して糧を絶つ。従者病みて能く興つこと莫し。子路慍み見えて曰わく、君子も亦窮すること有るか(衛霊公第十五)

ちんにいましてりょうをたつ。じゅうしゃやみてよくたつことなし。しろうらみまみえていわく、くんしもまたきゅうすることあるか。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が衛を去って楚に行こうとして、陳におられたときに呉が陳を攻める事件にあい、食糧がなくなった。お供の人々は餓えて起き上がる気力もなくなっていた。子路は恨んで腹を立てて、先師を尋ねた。
「君子も困ることがありますか」

人間はいつ苦難が襲うかはわかりませんね。

そんなときが君子といえどもあるのしょうね。

しかし、しっかりと心を養っていればきっと取り乱さずに済むということです。

必ず道は開けると論語コンプリートにあります。

今日も一日がんばります。