大徳は閑を踰えず
子夏曰わく、大徳は閑を踰えず。小徳は出入するも可なり。(子張第十九)
しかいわく、だいとくはのりをこえず。しょうとくはしゅつにゅうするもかなり。(しちょうだいじゅうく)
【訳】
子夏言った。
「孝弟などの大徳は、軌道を外れてはいけない。坐作進退などの小徳は、多少の出入があっても、あまり咎めるべきではない」
12月24日、今日の論語一日一言です。
”小徳にこだわって、大徳を失ってはいけない”と論語コンプリートにあります。
大徳と小徳。
大徳を極めよとう学ぶ途中の小徳はあまり咎めてない。
人格者というのはなりたくてなるものなのかわかりませんが、何かを得たいと学んでいることはたしかです。
問題や障害などの苦難から逃れることはできませんから。
どう考えるかが重要ですね。
今日も一日がんばります。