君子に三変有り|12月21日のことです。

12月21日、今日の論語一日一言です。

子夏曰わく、君子に三変有り。之を望めば儼然たり。之に即けば温なり。其の言を聴けば厲し。(子張第十九)

しかいわく、くんしにさんぺんあり。これをのぞめばげんぜんたり。これをつけばおんなり。そのげんをきけばはげし。(しちょうだいじゅうく)

【訳】
子夏が言った。
「君子にも三つに変化がある。離れて見るとおごそかである。近づいてみると温かみがある。その言葉を聞くと厳しくて冒しがたい」

”君子は見る人の接し方で三つの違った見え方がある”と論語コンプリートにあります。

目指すべき姿というのはこういう姿なのですね。

雰囲気がある人で話せば凛としているんでしょうね。

子夏さんは荀子の祖となった性悪説な人、「過ぎたるは及ばざるがごとし」の及ばざる者と評価される、どちらかといったらネガティブな考えを持つ人みたいですね。

子夏さんがいう君子は孔子様のことをいうんでしょうね。

目指すべき姿を持つ人がいるというのはすばらしいことかもしれません。

今日も一日がんばります。