信ぜられて而して後に②
信ぜられて而して後に諫む。未だ信ぜられざれば則ち以て己を謗ると為す。(子張第十九)
しんぜられてしこうしてのちにいさむ。いまだしんぜられざればすなわちもっておのれをそしるとなす。(しちょうだいじゅうく)
【訳】
「上の者に信頼されて後に諫めると、よく聴き入れてくれるが、まだ信頼されていないのに諫めると、かえって自分が謗られているように思うだろう」
12月23日、今日の論語一日一言です。
”信用されてからでないと何事もうまくいかない”と論語コンプリートにあります。
信用されないうちに諫言すると反発する。
まずは自分も信用しなければいけませんね。それからでなければなかなか改善しない。
上に立つ人間は道標や設計図を作って見せなければいけないというのもあります。
まずは信用して方向性を示してそれに対しての差異をわかりやすく説明する。
今日も一日がんばります。