仰げば彌高く|6月13日のことです。

6月13日の論語一日一話です

顔淵(がんえん)、喟然として歎じて曰く(きぜんとしてたんじていわく)、之を仰げば彌高く(これをきればいよいよたかく) 之を鑽れば彌堅し(これをあをげばいよいよかたし)。之を瞻る前に在り(これをみるまえにあり)、忽焉として後に在り(こつえんとしてしりえにあり)。(子罕第九)

顔淵が「ああ」と溜息をついていった。「孔先生は仰げば仰ぐほど高く、切れば切るほど堅い。前にあるからと見ていると忽ち後にある。

論語コンプリートにはいくら学んでも先生には及ばないとありました。

よほどなんでしょうね。

顔淵さんのすごい学びの精神が感じられます。

孔子先生もこのような人に先に死なれるのはとても残念だったでしょうね。

しかし、同時にこのような素晴らしい師に出会えたことも幸せですね。

死而後已(ししてのちやむ)死ぬまで頑張りつづけるしかないですね。

今日も一日がんばりましょう。