中庸の徳たるや、其れ至れるかな。民鮮(すくな)きこと久し。
中庸之為徳也、其至矣乎。民鮮久矣。
「中庸の徳は、誠に素晴らしいよ。だが、、この素晴らしい美徳も、人民の間では、長いことすたれてしまっている」
”中庸”とは、わかりやすくいえば、どちらにも片寄らないことである。
儒学では、中庸をきわめて重くみていた。『論語』にでてくるのは、この一か所だけであるが、ここで孔子はこの美徳をたたえ、それを備えない人物のいないことを嘆いている。
孔子の孫子思(しし)の著、『中庸』には、孔子の語として、”中庸其至矣乎、民鮮能久矣”とある。
4月17日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
好きな言葉です。中庸
中庸というと天や至誠という言葉も同時に思い浮かびますね。
非常事態宣言が出ましたね。
まさに天のしわざとしか思えない状態。
毎日毎日のネガティブなワード。
ここをどういう心で過ごすのか。
中庸でいることがとっても大事です。
片寄らない考えが必要だと感じます。
今日も一日がんばります。