郷党に於いて恂々如たり。言うこと能わざる者に似たり。(郷黨)|6月14日

郷党に於いて恂々如たり。言うこと能わざる者に似たり。(郷黨)

(孔子)於郷黨恂恂如也。似不能言者。(其在宗廟朝廷、便便言。唯謹爾。)

「(孔子は)郷里ではたいへんおとなしく、ものもろくに言えないふうであった。(ところが、ひとたび宗廟(おやまや)や朝廷に出ると、談論風発(だんろんふうはつ)、それでいて態度はつつましかった)」
孔子は、五十代の数年間、魯に出仕して大臣をつとめていた。これは、そのころのようすを示したものである。
公私の場における分別をよく描写している。談論風発でも態度はつつましいのがよい。
かっこ内は”其の宗廟朝廷に在るや、便々として言う。唯謹(つつし)めるのみと訓ずる。

6月14日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

談論風発と言う言葉を知りませんでした。

盛んに議論し合うこと。語り論ずる勢いの盛んなさま。

言葉を選びながらも議論していたのでしょうね。

白熱したときも冷静な態度が大事ですね。

今日も一日がんばります。