道に聴きて塗に説く|12月7日のことです。

12月7日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、道に聴きて塗に説くは、徳を之れ棄つるなり。(陽貨第十七)

しのたまわく、みちにききてみちにとくは、とくをこれすつるなり。(ようかだいじゅうなな)

【訳】
先師が言われた。
「道端でいいことを聴いて、さっそくその聞きかじりを途中で話すには、徳を棄てるようなものだ」

”「道聴途説」は徳を棄てる行為”と論語コンプリートにあります。

人の話はよく聞いて自分の中にしっかりと落とし込んでから人に話さなければなりませんね。

話すのがうまい人、説得力があるとか、いいこと言うな~という人の行動見ていると明らかに自分の方が上の立場であってもしっかりと人の話を聞きメモしていることに気づきます。

私もそうありたいと思います。

メモして時として振り返ることが自分の中に落とし込む行為なのかもしれません。

今日も一日がんばります。