未だ其の人を見ざるなり①
孔子曰わく、善を見ては及ばざるが如くし、不善を見ては湯を探るが如くす。吾其の人を見る、吾其の語を聞く。(季氏第十六)
こうしいわく、ぜんをみてはおよばざるがごとくし、ふぜんをみてはゆをさぐるがごとくす。われそのひとをみる、われそのごをきく(きしだいじゅうろく)
【訳】
先師が言われた。
「善いことを見ては、追いつけないかのようにそれに向かって努力し、悪いことを見ては、熱い湯に手を入れたように急いで改める。私は、そのようにする人を見、また、そういう言葉を聞いたことがある」
11月20日、今日の論語一日一言です。
”世の出て、正しい志を実現していくことはやさしくない”と論語コンプリートにあります。
何を志すと苦労することは仕方のないことだと思います。
それは大きければ大きいほどに。
日々改善、日々改善を繰り返すことが大事なんでしょうね。
この時期を乗り切るために毎年改善しているつもりですが、何かがまた増えていく。
また、改善すべきことが山のようにありますね。
今日も一日がんばります。