必ず先ず其の器を利くす|10月17日

必ず先ず其の器を利くす

子曰わく、工、其の事を善くせんと欲すれば、必ず先ず其の器を利くす。是の邦に居りては、其の大夫の賢なる者に事え、其の士の仁なる者を友とす。(衛霊公第十五)

しのたまわく、こう、そのことをよくせんとほっすれば、かならずまずそのうつわをするどくす。このくににおりては、そのたいふのけんなるものにつかえ、そのしのじんなるものをともとす。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が言われた。
「大工が仕事をよくしようと思えば、必ずまず道具を磨いて鋭くする。同様に仁を実践するのには、まず自分を磨かなければならない。それには、その国の賢大夫に仕え、そして人徳ある士を友とするがよい」

10月17日、論語一日一言の言葉です。

”師と友をよく選んで仁を磨け”と論語コンプリートにあります。

どんな仕事でも道具ではよくメンテナンスをしなければなりませんね。

しっかりと観察し、不都合があればすぐに調整する。

人の生き方も同じなんですね。

自分の今の考え方が人生を生きる上でいいか悪いか。

しっかり考えて見習える人を友とし師とするべきですね。

今日も一日がんばります。