徳行(とくこう)には顔淵(がんえん)、閔子騫(びんしけん)、冉伯牛(ぜんはくぎゅう)、仲弓(ちゅうきゅう)、言語には宰我(さいが)、子貢(しこう)、政事(せいじ)には冉有(ぜんゆう)、季路(きろ)。(先進)
徳行、顔淵・閔子騫・冉伯牛・仲弓。言語、宰我・子貢。政事、冉有・季路。(文學、子游・子夏。)
「徳行でぬきんでていたのは、顔淵・閔子騫(びんしけん)、冉伯牛(ぜんはくぎゅう)、仲弓(ちゅうきゅう)の四人。
弁の立ったのは、宰我(さいが)、子貢(しこう)。
政治の手腕にたけていたのは、冉有(ぜんゆう)、季路(きろ)。(文学のすぐれていたのは、子游・子夏)」
孔子が、晩年、昔を回顧し、艱苦(かんく)を共にした門人たちを偲んだことばである。
孔子は、数ある門弟たちを、徳行、言語、政治、文学の四つの徳性にわけ、それぞれに秀でていた者を列記した。ここに名を挙げられた十人は、”孔門の十哲”と称されている。
6月27日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。
おはようございます。
冉伯牛。孔門の十哲の中で好きな人です。
論語物語(下村湖人)の”伯牛疾あり”を思い出いだします。
伯牛疾あり、子これを問い、牖(まど)より其の手を執りて曰く、之を亡(うしな)わん、命なかな、斯の人にして斯の疾あるや、斯の人にして斯の疾あるやと。(雍也)
様々な困難が降りかかります。
すべては天命。
人はそれぞれに天命をもっています。
どんなことも天命としてとらえ今を懸命に生きなければならないんでしょうね~。
今日も一日がんばります。