士にして居を懐うは|9月15日のことです。

士にして居を懐うは

子曰わく、士にして居を懐うは以て士と為すに足らず。(憲門第十四)

しのたまく、しにしてきょをおもうがもってしなすにたらず。(けんもんだいいじゅうよん)

【訳】
先師が言われた。
「士(役人)で安楽な家庭生活のみを思う者は、立派な士とするには足りない」

9月15日、今日の論語一日一言です。

”安楽を願うようでは士とは言えない”と論語コンプリートにあります。

自分の家庭生活のことしか考えないというのは自分のことしか考えないに等しいですね。

役人のみならず商売人でもだれでもが自分のことしか考えないというのは問題です。

立派な士となるためにはやはり仁の心が大切ですね。

今日も一日がんばります。