君子も亦悪むこと有りや|12月12日

君子も亦悪むこと有りや

子貢問うて曰わく、君子も亦悪むこと有りや。子曰わく、悪むこと有り。人の悪を称する者を悪む。下に居て上を訕る者を悪む。勇にして礼無き者を悪む。果敢にして塞がる者を悪む。(陽貨第十七)

しこうとうていわく、くんしもまたにくむことありや。しのたまわく、にくむことあり。ひとのあくをしょうするものをにくむ。しもにいてかみをそしるものをにくむ。ゆうにしてれいなきものをにくむ。かかんにしてふさがるものをにくむ。(ようかだいじゅうなな)

【訳】
子貢が尋ねた。
「君子でも憎むことがありますか」
先師は「憎むことはあるよ。人の悪を人に吹聴するものを憎む。下位にいて上位の者をけけなす人を憎む。そして思い切りがよくて道理のわからない者を憎むよ」と答えられた。

12月12日、今日の論語一日一言です。

”君子でも憎む者はいる”と論語コンプリートにあります。

おはようございます。

このなかでも今日は思い切りがよくて道理がわからないということが引っ掛かりますね。

仕事でも人それぞれに感覚が違いますから製品の精度に誤差がでます。

慎重すぎて時間のかかる人、勢いはよいがクレームのつく人。

後者の方が問題ありということなのでしょうね。

今日も一日がんばります。