名を称せらざるを疾む
子曰わく、君子は世を没えて名を称せらざるを疾む。(衛霊公第十五)
しのたまわく、くんしはよをおえてなのしょうせらざるをにくむ(えいれいこうだいじゅうご)
【訳】
先師が言われた。
「君子は、死後になっても自分の名が世に称えられないことをなやみとする」
※世を三十年として「三十年も一心に努力しても世に認められないのを悩みとする」と解する説もある。
10月24日、今日の論語一日一言です。
”死んでから評価されるようにがんばりたい”と論語コンプリートにあります。
死んでからの評価は他人が当然するものです。
それを残すのが文章です。
自分で書かなくても他人が書きたくなるほどの人。
誠実に生きた人でなければ他人から評価されることはありませんね。
言動、態度、振舞い。
見られていると意識しなければ。
今日も一日がんばります。