利に放(よ)りて行なえば、怨多し。(里仁)|2月26日

利に放(よ)りて行なえば、怨多し。(里仁)

放於利而行、多怨。

「利益の追求ばかり考えると、人の怨みをかうことが多い」
利益の追求が全面的にいけないとはいわない。なかんずく、資本主義社会では、利潤の追求を度外視して企業経営を行うことなナンセンスである。
しかし、自分の利益を求めることをすべてに優先させると”あいつはソロバンをはじくことしか念頭にない”として、批判をうける。
『論語』のこの教えは、華僑の商売のマナーともなっている。

2月26日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

ようやく追いつきました。

様々な会議や会合、その他の集まりがなくなったのでこのまま更新できればよいのですがまだまだですね。

自分の利益ばかり追求する人に協力してくれる人は少ないでしょう。

これは自然の道理ですね。

人間は独りで生きているわけではないので当然のことです。

渋沢栄一も「真の商業と真の殖産には必ず道徳が伴う」といっているように公利公益こそが大事ですね。

公益こそが私利にもつながるということですね。

みんなのためになる事業がこれからはより大切なんだと思います。

今日も一日がんばります。