7月24日、今日の論語一日一言です。
子曰わく、内に省みて疚しからざれば、夫れ何をか憂え、何をか懼れん。(顔淵第十二)
しのたまわく、うちにかえりみてやましからざれば、それなにをかうれえ、なにをかおそれん。(がんえんだいじゅうに)
伊與田覺先生の解説です。
先師が言われた。
「自分を省みてないも疚しいところもなければ、いったい何を心配し、何を恐れることがあろうか」
昨日の続きの一節です。
”心にやましいことがなくなれば、心配も恐れもなくなる”論語コンプリートにあります。
正直に生きることが大切ですね。
そうすることで、心のやましさが無くっていくんでしょうね。
子曰わく、人の生くるは直し。これを罔いて生くるは、幸いにして免るるなり。(雍也第六ー十九)
しのたまわく、ひとのいくるはなおし、これをしいてくるは、さいわいにしてまぬがるるなり。(ようやだいろく)
人間は元々、正直に生まれついています。それを、無理して曲がった生き方をして過ごしても、たまたまラッキーなだけ。
仁・・・周りへの思いやり
義・・・正しいことをおこなうこと
礼・・・仁を外面化したもの
智・・・学問に励むこと
信・・・信頼。誠実であること
自分の心から、やましさを無くす。仁義礼智信を日頃から念頭において曲がることのない心が大切ですね~。
今日も一日がんばります。