何為(す)れぞ其れ然(しか)らん。君子は逝(ゆ)かしむ可(べ)し。陥(おとしい)れる可からず。欺(あざむ)く可(べ)し、罔(し)う可からず。(雍也)|4月16日

何為(す)れぞ其れ然(しか)らん。君子は逝(ゆ)かしむ可(べ)し。陥(おとしい)れる可からず。欺(あざむ)く可(べ)し、罔(し)う可からず。(雍也)

何爲其然也。君子可逝也。不可陥也。可欺也。不可罔也。

「どうしてそんなことがあろうか。君子は、井戸のそばまで行かせることはできても、井戸の中に落ち込ませることはできない。表面はだますことはできても、最後までごまかすことはできない」
宰我(さいが)という弟子が、”井戸の中には仁が存在しているといえば、仁者は井戸に飛込みますか?”と質問したの、孔子が答えた言葉である。”罔う”とは道理に合わないことで、相手を最後までだましつづけること。
宰我は才気に走るが、実直ではなかった。

4月16日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

実直ではない。

そうですね。ちょっと意地の悪い質問だと思います。

こういう問いを数々答える孔子様はさずがですね。

理屈を語る人になってはいけないと思いました。

仁に理屈はいらない気がします。

ただ自分がそこに信念をもってやるだけのことですね。

今日も一日がんばります。