仁其の中に在り|12月19日のことです。

12月19日、今日の論語一日一言です。

子夏曰わく、博く学びて篤く志し、切に問いて近く思う。仁其の中に在り。(子張第十九)

しかいわく、ひろくまなびてあつくこころざし、せつにといてちかくおもう。じんそのうちにあり。(しちょうだいいじゅうく)

【訳】
子夏が言った。
「広く学んで見聞を豊かにし、志を厚くして切実に師友に問い、自分の実践上のことを工夫するならば、仁の徳は自らそこに生ずるものだ」

”「博学」「篤志」「切問」「近思」で仁を目指す”と論語コンプリートにあります。

切に問う。切に念う。

広く学習するしかありませんね。本を読む。人の話を聞く。

博学(はくがく)とは広く学問に通じること。

篤志(とくし)とは他人への思いやり、志、社会福祉や公共に熱心に協力

切問(せつもん)とは知らないことを熱心に問題として取り上げること切問

近思(きんし)とは身近な問題

切問近思(切に問いて近く思う)

切に問うと自然と徳が身につくということですね。

今日も一日がんばります。