之を繹ぬるを貴しと為す。|6月27日のことです。

6月27日の今日の論語一日一話です。

子曰わく、法語の言は、能く従うこと無からんや。之を改むる貴しを為す。巽與の言は、能く説ぶこと無からんや。之を繹ぬるを貴しと為す。(子罕第九)
しのたまわく、ほうごのげんは、よくしたがうことなからんや。これをあらたむるをたっとしとなす。そんよのげんは、よくよろこぶことなからんや。これをたずぬるをたっとしとなす。(しかんだいきゅう)

先師が言われた。
「筋の通った正しい言葉はには、誰でも従わないことはなかろうが、それによって改めることが大切である。ものやわらかい言葉には誰でも喜ばないことはなかろうが、その意味をよく判断することが大切である。」

「正しくて道理のある言葉」や「筋の通った正しい言葉」そのような言葉が世の中にはあります。

多少厳しい言葉であっても、自分を改めることができればいいのですがそれがなかなかできないこともあります。

言われる相手によっても出来ない場合がありますよね。

でも、道理が通ってるのですからしっかりと胸に刻み自分の心の葛藤に打ち勝つことが必要ですね。

「正しいこと」とは何かを考えて今日も一日がんばります。